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Multi Protocol Simulator


MPS

簡単操作で通信シミュレーション環境を構築可能

マルチLANテスタ用多機能シミュレータ。単独での動作モードはもちろん、MLT Navigatorと連携し通信ロギングを行いながらのシミュレーションも可能。CXPIコンフォーマンステスト対応。

【対応プロトコル】  CAN-FD/CAN,LIN,CXPI and more…

操作性に優れたGUI

ActiveXコントロールによる操作性に優れたGUIを使用し、ボタン・LED・メーター・データカウンタ・スイッチ・デジタル表示等、多数コントロールをご用意。通信Bitアサインに応じて機能を連携操作、表示。

操作性に優れたGUI

シミュレーションファイル作成

Bitアサイン編集機能

  • 通信Bitアサインの作成、編集機能搭載
  • Bitアサインファイルのみの保存、読込も可能
  • フレーム名やデータ名を関連付けることで、解析しやすいシミュレーション環境を実現
アサイン編集機能

スケジュール設定機能(LIN/CXPI)

  • 20種類のスケジュールテーブルの設定が可能(マスタモード時に有効)
  • Msg.Label、IDはBitアサインに定義されたフレーム情報を参照
スケジュール設定機能

コントロール登録

  • 作成したBitアサインのフレーム名、データ名をツリー表示
  • 使用するデータをドラッグし、設定したいコントロール上にドロップするだけの簡単設定
コントロール登録

整合性チェック機能

  • シミュレーション開始前に整合性チェック実施
  • 実施タイミングは整合性チェックボタン押下時とシミュレーション開始ボタン押下時の2パターン
  • 整合性チェックエラー結果としてエラー内容と該当コントロール情報を表示
整合性チェック機能

送受信リアルタイム表示機能

グラフ表示機能(受信のみ対応)

最大10件の受信データを表示可能。表示設定はBitアサイン画面からグラフ表示データにドラッグ&ドロップするだけの簡単操作。

グラフ表示機能

プロトコル別通信表示機能

シミュレーション開始すると、バス上のすべての送受信データをプロトコル別に表示。コントロールに設定されていないデータも、Bitアサイン登録していれば送受信値を確認することが可能。該当フレームの送受信間隔の最大値・最小値・平均値を表示。Bitアサインデータの[Resolution][Offset][Sign]を考慮した物理値と生値の両方を表示。

プロトコル別通信表示機能

通信ログ記録機能(CANのみ対応)

チャンネルとIDを設定した送受信データ表示。CSVにて保存可能。

通信ログ記録機能

検査自動化機能

シナリオ機能

操作手順記憶再生機能搭載。実行回数:1~65535回もしくは無制限の設定可能。複数のシナリオを組み合わせることで、複雑な評価パターンを簡単作成。作業者のスキルに依存しない高品質なテストの実現。

シナリオ機能

リモートモード機能

MPSとユーザアプリケーションをTCP/IPにて接続。指定したシナリオをユーザアプリケーションから実行可能。通信ログを取得することで、検査の自動化を実現可能。

※ユーザアプリケーション部分はお客様のご用意となります。ご用意が難しい場合はお問い合わせください。
リモートモード構成図

ゲートウェイ機能

自動変更機能(CAN/LIN/CXPI)

特定の値を受信した時、自動的にコントロールの送信値を変更可能。1個の条件に対して複数のコントロール送信値を変更可能。対象コントロールに演算の設定可能。

応答送信機能(CAN/LIN)

指定したパターンのフレームを受信する度に、指定したフレームを自動で送信可能。処理はハードが実施するため1ms以内に応答可能。

自動変更 応答送信
処理方法 ソフト ハード
固定値
演算 不可
設定上限 なし※1 CAN:50件 / LIN:100件
GUI表示 変化あり 変化なし
設定内容 受信フレーム/受信データ
受信値/対象コントロール
Tx:送信フレーム
Rx:応答条件
対象 1対多 1対1
MPSパネル上のコントロール配置 必須※2 なくても可

※1 上限はありませんが、パソコンのスペック等に依存します。

※2 対象コントロールには、コントロール名の設定が必要です。

機能性強化

ダイアグ要求/応答機能

シングルフレーム・マルチフレーム共に対応し、送信フレーム情報はテキスト形式またはバイナリ形式にてファイル設定することも可能。シナリオ機能と併用することによってダイアグを含む検査等を自動化することが可能。

安定化電源制御

直流安定化電源の電圧値制御対応。可変上限電圧値設定・定電流(CC)・電圧ステップ値の設定可能。シナリオ機能と併用することによって電源変動を含む検査等を自動化することが可能。

※安定化電源の対応機種は製品資料をご確認ください。

イメージの追加

画像の挿入、表や説明などを簡単に追加可能。PNG/Bitmap/JPEG/GIFに対応。図や説明文、表などを追加することで手順、解説等をMPSページ上で1枚にまとめることが可能。

イメージの追加

動作環境

OS
Windows 10 Pro (32/64bit)
CPU
Corei5以上(Corei7以上を推奨)
メインメモリ
最小4GB以上(8GB以上を推奨)
ディスク装置
10GB以上(SSDを推奨)
ディスプレイ解像度
1366×768以上を推奨
ハードウェア
MLT Advance

価格

MPS-C(CAN FD/CAN)
240,000円 / 1ライセンス
MPS-L(LIN)
240,000円 / 1ライセンス
MPS-CX(CXPI基本機能)
240,000円 / 1ライセンス
MPS-CX-OP-CONF(CXPI拡張機能)
960,000円 / 1ライセンス
  • MPS-CX-OP-CONFはMPS-CXへアドインしてお使いいただく機能となります。
  • ライセンスは1年更新となっております。 (更新費用:ライセンス購入額の30%)ライセンスを更新いただくことで、サポート期間・ご使用期限をそれぞれ1年延長致します。
  • サポート内容は、技術的サポート以外に最新インストールデータのご提供、PC変更等に伴うライセンスキー変更対応などが含まれます。
  • PRISM Corp.

    製品のカスタマイズも可能です。お気軽にお問い合わせください。